近鉄難波駅を上がったら
とても寒かったんで
地下鉄、四つ橋線に乗って出勤しました。

だから午前９時ちょいから仕事してます。
今日は日曜日
せやのに電話が鳴ったりします。

午前１０時
先輩がやってきました。
顧問先の社長さんの一緒でした
ボクは普段着、髭面で仕事しています。

昼から先輩が帰り
ボク一人
いつもの休日出勤の風景となりました。

やってもやっても
終わりません

１５時頃飽きてきました。
しばらくネットの世界をさまよい

だれだれながらも
減らない作業を少しでも減らさないと
明日は家に帰れなくなるかもしれないんで
女の股に小さく大きく力を入れました

コラコラ
そこのおじさん
？って思わない！

女の又に小さく大きく力を入れるって
『努　力』 やがな！！
まあアホなことはおいときまして

後輩女史が出勤してきたので
また仕事に集中！！

途中
“つるまる”できつねうどんを啜り
パワーアップ！

ラストスパート！
気がつけば２２時を回り
帰り支度を始めた

時計の針は日が変わるまで後１時間
もうすぐ月曜日がやってくる

コンビニで缶酎ハイ
そして帰りの電車
たかちゃんとメール交換しながら
一日の疲れを癒しあいごまかしあった

家に帰り着き
“冬のサクラ”見る気力が残ってなかった

そんなバレンタインの前夜

家に帰り着き

Ｇ+ で本日放送された
日本フライ級王座決定戦
五十嵐　俊幸 ｖｓ．小林　タカヤス
を眺めた

試合はキビキビとした
軽快な試合やった

そしてノッテる帝拳ジム
五十嵐、圧巻やったね
３Ｒの怒涛の攻撃は凄かった！

彼も間違いなく世界を狙える逸材だ

ケータイ返ってきた

１０日ほど会わんかったら
えらい小さくなって軽くなってたわ

いやいや
もちろん、小さくも軽くもなってない
代替機に慣れてもうたから
そう思ったんやろ

なぜか
修理代はタダ！
えっ？って思ったけど
なんかラッキー！！

もちろんメールも消えてなかったしね
で、
早速、小松ちゃんからもらったメールを
SDカードに保存した
これでもう恐れることはない

昨日の、井岡　一翔 の快挙に

ボクは、燃え尽きた感 がある
長年の夢が叶った

北京オリンピックの夢は果たせなかったけど
そんなもんは全て昨日の為の通過点
ホンマようやった！

反面、おっちゃんは気力が湧かない
やらなアカンことは職場で待ってるのに
全然、足が向かない

ふー

ケータイ直ったって電話がかかってきたし
そろそろホンマに仕事行かなマズいんで
動き始めた午後２時過ぎ・・・

雪が残る
地元にたどり着き
酔いの残る足で
家までトボトボと歩いた

家に帰り着き
まずはビデオ
頭からラストまで

香川さん、「判定で新王者誕生を期待」とか言うてはる
ボクの予想の方が完璧やろ

あっやまぴー てこんなんね
こんなん言うな！て刺されそう

それにしても
見事な左ボディ でしたな

まさに一撃
いやーーーー素晴らしい

素晴らしすぎる
サウスポーが右打つ時に
左ボディですよ

なかなかできるもんやないです
またまた笑いが止まりませんわ

会場内はごったかえし
誰もがこの歓喜に酔ってる
それほど衝撃的な世界奪取だった

会場にいない
ボクシング仲間と歓喜を分かち合うためには
まだしばらく間がある

なんかすごい得した気分で
その時を待った

第一報は19：34
ゆうすけさん
「すっげー（拳マーク）」

よーしこれで
メールできる

ゆうすけさんの返信は
「神降臨です（拳マーク）」やったです

で、倒したのは左ボディなん？
倒したのは左やって
真銅トレーナーに会場内で聞いたけど

いいなあテレビは
巻き戻して放送してくれるもんな（笑）

早く帰ってビデオ見よ
ぐふふ笑いが止まらん

だから言ったでしょ
勝つのは当たり前って

問題は内容やったけど
内容も文句なしやん！！

まさに
神！！
拳闘神降臨

２Ｒ
さすがは王者オーレドン
ペースを変えてきた
高速コンビネーションを繰り出してくる

一翔は距離
距離を大事にしたい

でも出てきた王者に応戦
ひやひやものの中電撃の左フック　炸裂
オーレドンが倒れた！！

スリップをアピールしてるけど
完璧なダウン！！

でもダメージはあまり感じられない
一翔、焦らず騒がず慎重
憎いほどクール
これで２ポイントいただき！！

３Ｒ
完全に距離を支配した一翔
オーレドン、びびりもあり踏み込みが甘く
一翔に届かない
一翔、右ボディストレート
この回もいただきだ！！

４Ｒ
一方的展開になりつつある
ことどとくオーレドンのパンチをかわした後
右がオーレドンの顔面にヒット

ここまで完璧
フルマークで進行してるはずだ

だが発表された公開採点は
48-47、50-45で一翔が２人
もう一人は48-47で王者

え？？？
1ポイント差で一翔も納得いかないのに
負けてるなんてありえない！！

判定ではまずい
でも今日のデキなら
予想通り10Ｒには終わらしてくれるだろう

と
青コーナーの真後ろで観戦していたボクに
オーレドンが背中を向け
一翔とパンチが交錯したように見えた
その一瞬遅れて
オーレドンが倒れた！！

悶絶している
何だ？何が当たったんかわからん

しかし
これは立てない！
確信がこみ上げ

悶絶する王者を見たレフリーが試合を止めた
同時に歓喜に泣きながら
一翔が両手を挙げ
親父さんと抱き合った

最高すぎる！！
まさにボクは歴史の目撃者になった
テレビ中継が始まる一時間以上前に
ここにいる観客だけが特別に与えられたこの歓喜

最高すぎる

16：45
やまぴー 登場で異様な盛り上がりが続く中
興行は再開された

そしてやまぴーよりも
本日の主役 井岡　一翔が入場してくる

気負いはない
極度の緊張もない

いつもどおり
いい顔して

いつもどおり
偉大なるおじさんが広げてくれたロープの間をくぐりリングイン
そしていつもどおり
右手を挙げステップを踏みリングを一周した

続いて赤コーナーから
タイ国国旗を先頭に
タイ国国王の写真を掲げ
王者 オーレドンが入場してくる

その行列には輝く緑のベルトももちろん掲げられ
あのフライ級の名王者 ポンサクレックも加わり
おそろしく気合の伝わる入場だ

いつの間にか
この巨大なホールも観客で溢れている

後は本気の男同士
頭を使って殴り合い
緑のベルト奪い合うだけだ

頼むぞ一翔！！
いかつい顔のユリオルキス・ガンボアが両者を激励している
その師匠、サラストレーナーも気合が漲っている

そして運命のゴングは鳴った

ダッシュをかけるように王者に近づく一翔
軽く一発

そして静かな展開
お互いフェイントとプレスの掛け合い
パンチはほとんど出さず
お互い相手の出方を伺う

カウンターを狙う王者
フェイントでパンチを振らせて
それにカウンター狙う一翔
高度な技術戦が始まった

一翔の左フックが一発ヒット
右ボディストレートがいい！！

一翔、距離がいい
オーレドン誘ってる？
いや、一翔のプレスに下がりはじめてる

よっしゃー
１Ｒペースいただき！！

休憩時間に
ジム関係者から仕入れた情報では
テレビは録画中継とのこと

16：30
試合再開
そしていきなりセミファイナル
井岡ジム第２の男
ＯＰＢＦライト・フライ級王者 宮崎　亮登場

この試合もあっさりと終わりそうな予感も
なんかずるずると・・・
ボクの頭もズルズルと睡魔に引き込まれはじめ
うつらうつら
・・・・・
ようやく５Ｒに粘るタイ人を倒しきった

勝利後のインタビューで
噛みまくるも
怪物王者ロマゴンを狙う“リアルドンキーコング”の未来に幸あれと
夢の国との間を行き来しながらそう願った

そしてもう一つの
予備カード
デビュー戦同士の一戦が始まった

果敢に打ち込んでいく青コーナーの選手を眺めながら
眠りに落ちた・・・

第２試合
西口直輝ｖｓ寄川航は
２Ｒに西口が寄川の目の上をパンチで切り裂き
ＴＫＯ勝ち！

寄川、地団駄踏んで悔しがるも
この試合もあっさり終わった

そして
予備カード１試合目
３３歳同士の対戦
・・・・・どっちが勝ったか忘れたけど
これもあっさり終わり
後はメインの前に
宮崎クンの試合と予備カード一つ

時刻は16：05

なんと16：30まで休憩だ！！

持ち込んだ
氷結の500の缶を開け
あたりめをしがむ

本日の第一試合
石田　匠 の対戦相手のタイ人
７戦全勝（４ＫＯ）という戦績やったんで期待したら
妙に童顔

ええ、このコ？？
だいじょうぶかいな？
と思ってら

ボクシングも
おいおい
これで７戦全勝？？？ってコで

綺麗なボクシングを遂行した
石田にあっさりと２Ｒで粉砕された

あーあ
簡単すぎる・・・

石田匠もっと上でお前のボクシングが
早く観たいぞ！！

ポートライナーという
おそろしく低速なジャットコースターに似た乗り物に揺られ
『市民広場』という駅前にコンビニもない駅で降り
おそろしくデカイ器、神戸ワールド記念ホール にやってきた

入口付近には
ボクサーの入場時のように
『暴力団排除』と書かれた幟（のぼり）が何本も立ち並び

その前で、いかつい顔したおっちゃんが
『はい、当日券割引！！券、余ってないか？余ってたら買うで』と
人間エンドレステープよろしく
呪文のように繰り返す
この摩訶不思議さ

時刻は午後３時２０分
試合開始１０分前

入口でもらったパンフレットで
本日のカードを確認したら
第一試合に石田　匠

もう一試合の後
セミに宮崎　亮
えええ！確定メインを含め３試合

予備カードは４回戦が２試合
テレビが生ならおそろしい待ち時間・・・

２月１１日　建国記念日
全国的にえらい雪になりましたが
もうすぐ神戸へ移動を開始します
歴史的瞬間に立ち会うために

ＷＢＣ　ミニマム級タイトルマッチ
王者　オーレドン・シッサマーチャイ ｖｓ． 挑戦者 井岡　一翔

デビュー７戦目で世界王座獲得なるか？

世間の予想は圧倒的不利
その予想はよくわかる
ただのボクサーならね

でも 井岡　一翔はやってくれるはず
いや“やる”

ボクの予想は
勝つのは当たり前！！

問題は内容だと思ってる
まあ１０Ｒ辺りで試合は終わるでしょう

歴史的瞬間を見逃すな！！