ペレスｖｓアグベコ２、ダルチニャンｖｓマレス

ＷＢＡバンタム級王者 亀田　興毅
次期防衛戦の相手として
本人の口から出てくるのは
ＷＢＯスーパー・バンタム級王者 ホルヘ・アルセだとか
前ＷＢＡスーパー・フライ級王者 ウーゴ・カサレスとか・・・
すっかりドネアだ！ダルチだ！ って
ビッグネームの声を聞かなくなったけど
先日ランキング表をしみじみと見てみた

ボクシンガマガジン９月号に載ってる7/12付けのランキング表

暫定王者　ウーゴ・ルイス（メキシコ）
１位　山中　慎介（帝拳）
２位　フェルナンド・モンティエル（メキシコ）
３位　ＡＪ・バナル（フィリピン）
４位　亀田　和毅（亀田）
５位　ジョニー・ペレス（コロンビア）

暫定王者のウーゴ・ルイスはよくわからんけど
１位～５位までの間では４位の亀田家の最終兵器以外勝てる気がしない

ああだからアルセとかカサレスね
自分と同じように下から上がってきたボクサーやし
カサレスはモンティエル親父の門下生やから
モンティエル兄をトレーナーに雇ってるから
ホンマにはやらなんじゃないかと思う
スイッチ繰り返すしあの手数は厄介やしな

で、５位の元ＩＢＦ王者ヨニーペレスを含み
現ＷＢＡランキング１位らしい“レイジングブル”ビック・ダルチニャン
現ＩＢＦ王者ジョセフ・アグベコ
それにメキシコの新星☆アブネル・マレスが
激突をした
バンタム級トーナメント一回戦
1/31放送のＷＯＷＯＷ
Ｅｘｃｉｔｅ　Ｍａｔｃｈ を眺めることにした。

まずは、ヨニー・ペレスｖｓジョセフ・アグベコ の
ＩＢＦバンタム級タイトルマッチ

初戦見てないけど再戦らしい
トランクスの色が似すぎて見難いけど
ガーナ出身、“アズマー・ネルソン２世”の呼び声高い
前王者アグベゴ、スゴイ運動量で
キレイにアウトボクシングをしていく

ペレスも自国の英雄アントニオ・セルバンテスを彷彿させるボクシングでプレスをかけるも
コツコツ当てるアグベコがポイントを拾っていく

浜田さん「他の選手なら倒れてるパンチを何発も打ってる」
ジョーさん「両者バランスがいい」

判定でアグベコ王座返り咲き
途中お涙頂戴ものの試合前のインタビューが流れたペレス
今日はペレスの日じゃなかった

ただし、この両者とも現ＷＢＡ王者の勝てる相手ではない


そして、ビック・ダルチニャンｖｓアブネル・マレス
１Ｒからダルチニャンいつものように変則スタイルで
右で距離を測りながら左の大砲を叩き込む
２Ｒには左ストレート一閃で
マレスからダウンを奪う
マレス、蛇ににらまれた蛙状態
３Ｒにはバッティングでマレス頭から出血

４Ｒなにかを吹っ切ったように前に出るマレス
途中ローブローで減点がきたけどマレス血を滴らせながら頑張る
ここまではダルチ

しかし勝利の女神は徐々にマレスへ
７Ｒダルチ不運なダウンを喫す
マレス若さに任せた攻撃がいい
９Ｒ１０Ｒこのままじゃいかんとダルチが意地で盛り返すも
１１Ｒ１２Ｒは失速
判定は微妙

115-111　ダルチ
112-115　マレス
111-115　マレス

一度は勝利を確信したダルチ
無情にも判定結果はマレス

いやースゴイ試合
8/31日本武道館で行われたＷＢＡバンタム級のタイトルマッチとは
明らかに違う次元のボクシング

我らが３買級制覇王者は
残念ながら出る幕ナシ・・・やな