新潮文庫
秋庭 俊 著
帝都東京・隠された地下網の秘密

をようやく読み上げた。

『まえがき』の書き出し
「この地図では二つの地下鉄が交差している。
だが、その地図では地下鉄は遠く離れている。
なぜ、このようなことが起るのだろう。
どちらの地図が正しいのだろうか。
大手二社の地図に違いがあると気がついて、私は二冊を引き寄せた。
これが東京の地下についての最初の謎、最初の疑惑になった。」

で本に吸い込まれていった

そして
「国会議事堂は誰が設計したのか」
と疑問を投げかけ

建築界を代表する四冊の事典は、ことごとく別の名前を挙げている。
という興味深い事実を指摘して
本編は進んでいく

途中、東京人じゃないんで
地名を並べられて地図を載せられても
イメージできなかったり
専門的過ぎて読み辛かったり
苦しんだところもあったけど
何とか最後までたどり着いた

戦前から走っていた地下鉄は銀座線だけではなく
帝都防衛に延べ500キロの大地下網を建設していたんじゃないかと
検証していく

戦前戦中の大日本帝国
それくらいのことやっててもおかしくない

それを戦後なぜ
日本の指導者たちが
国民に黙り続けてきたかや

やはり有事の際に備えての措置なのか?
ようわからんけど

僕には
何かの際に
国の偉いさんだけが逃げ込める
シェルターの役目を兼ね備えたもんが
そこにはあるんやないかと思うな

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