キミがいない世界に・・・

深緑色した川に漂う空き缶を見た
何処にたどり着くのか分からずに
ただ風に身をまかせている
いずれ汚い川に飲み込まれてしまう事を
心のどこかで感じながら
キミが隣にいなくなって
僕の目に映るものは全て灰色になった
キミが隣にいないミナミは
僕にとって廃墟の街だから



最近夜になると舌が思うように回らない
吸い過ぎていると分かっていても
それでも増え続ける煙草の屍
自堕落な日々にどっぷり浸かった僕は
ひたすら救世主に会いたいと願ってる
キミが隣にいなくなって
僕に足枷がついているような気がする
キミが隣にいない世界は
僕にとって流刑地みたいなもんだ