イブの夜に

2008年12月24日 日常
今年もこの日が巡ってきた
富める人の心にも貧しい人の心にも
サンタさんは公平にやってくるのだ

日本人からすれば異教徒のお祭り
されどなんか浮き浮きしてくる
老若男女全ての人が童心に帰り
きらめくイルミネーションに心を弾ませる

クリスマスイブだぜ!!

しかし僕はお仕事
朝から今年最後の難関の決算打ち合わせ

宿題を出し今日の打ち合わせは終わった・・・

そしてその宿題の答えに備え
明日入っていた今年最後の忘年会をキャンセルした
僕のクリスマスをこの仕事に捧げます

そしてクリスマスイブの日のラストは午後7時アポ
恋人達で賑わう梅田の街で

帰り際にクリスマスケーキをいただいた
素敵な気配りに感動した

そこから戻り内勤

時計の針が九時を回った頃
クリスマスケーキを2個ぶら提げた
疲れたおっさんは家路に向かう

~ジングルベルに街が浮き足立った夜
人の声と車の音が飛び交ってる
ニュースは不況をうたい
街には人が溢れた
そしてふらりとあいつは舞い戻ってきた

去年の今頃さ
暗い小さなフロアで
二人飛ぶように踊り狂った
うかれたジングルベルをはきだすかのように
二人飛ぶように踊り狂った~♪(甲斐バンド 『かりそめのスウィング』より)

街行く恋人達の群れを縫い
駅への道を急ぐ
でっかい紙袋にケーキを詰め込んだ
疲れた中年オヤジが鼻歌を口ずさむ

気分は『安奈』ではなく『かりそめのスウィング』なのだ
浮かれる街

僕は明日宿題の答えが返ってくることだけを切に願ってる

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