最悪な夜

朝から仕事で
すごく重たい気分になってもうた

相当なダメージ

役所を回る予定もキャンセルして
事務所に舞い戻り内勤

その上、雨になった

雨音が気持ちを
余計重たくさせる

体重が？なんて突っ込みを入れてくれるなかれ
ほんまに心が重いのだ

この澱んだ心を
干上がるまで待つ自信はない
やっぱ酒でも飲まなやってられへん
って気分や

でも雨が鬱陶しいよ
いつものように誰も居なくなったオフィスに鍵を閉め
雨の中、家路を急ぎ出す
酒は恋しいけど
今宵は縁遠い
神様が今日は飲むなと言ってるのかな？
神の啓示には従おう
無神論者のクセに
こんな時だけ神様をアテにする

しかしまだ≪最悪≫は待っていた

難波の駅から近鉄電車に乗ってから
セキュリティーをかけることを忘れたことに気付き
もう一度セキュリティーをかけるためだけに
雨の中、事務所に戻る

最悪だ
ほんま今日は最悪だ

中村中が
〜別に好きでこんな顔をしてるわけじゃない♪って

歌ってたけど
わしも今夜は似たような気分や

〜だってはげた心を指差して貴方たち笑うじゃないの♪って
歌いたい気分や

最悪な夜に乾杯！