北の大地
2008年4月4日
目指すは関空8時のフライト
キツー
近鉄→環状線→関空線と乗り継ぎ
空港に着いた
晴れてる
無事着きゃー問題なし
後は飛ぶだけ
飛ぶちゅうても勝手に飛んでくれるだけ
フライト中に缶ビール一本飲み干して
矢口敦子著
償い
を読み終えた
とにかくあまり明るくない話だ
くらい
エリート街道を驀進していた男が
家族を失い
自信を失い
職も失って
ホームレスとして流れてく日常で
出会う（結果として再会する）人々とのお話を
ミステリー風に
重たいけどせつなくはないなあ
途中、スポーツ新聞を2紙
昨日は阪神逆転負け
2−0から広島に引っくり返されたようやな
終わってみれば2−4
開幕6連勝ならず
まあ仕方ない
全試合勝つわけにはいかんからなあ
せやけど負けても、『金本』って一面に見出しが踊るんやから
やっぱ関西の新聞はスゲエなあ
スポーツ紙の真ん中あたりには申し訳程度に
明日、東京で行われるOPBF＆日本フェザー級タイトルマッチ
榎 洋之 vs 粟生 隆寛のネタ載ってた
一応注目はされてるんやなあ（笑）
ボクの予想はいまだに6−4で榎 選手の経験を支持する
だからと言って榎選手の応援をするわけやない
悩める天才、粟生選手にここらでふっ切って欲しい
劇的な試合を期待している
正直どちらが勝つにせよ
しょうもない内容で勝っても
世界は無理やで
このクラスじゃなあ
圧倒しなきゃね
とりあえずそれは明日の楽しみだ
睡魔に襲われ出したころ
飛行機は千歳空港に降り立った
次の本、『モロッコの辰』を鞄から取りだし
札幌へ向かう
車窓から見える風景は
4月だというのにあちこちに
汚くなった雪が残り
頑なに自分の場所を主張しているようだ
雪がない街の子どもたちなら
徹底的に解けるまで遊ぶであろう雪が
ここでは人間から無視されている
雪も降るところによっては大違いなんだろう
そして今日も足早に時は流れた
夕刻が迫りテレビ塔の時計が17時半に近づいた頃
ボクは今回の”旅”の目的を果たした
後は飲むばかり（笑）
北海道の大地自身が旧友再会って感じで
ワクワクしてくる
19になる年に彷徨った大地
あれは昭和59年のことか。。。。
西暦では1984年
そうだ海の向こうでは
ロサンゼルスオリンピックが行われていたよ
その前のモスクワオリンピックの西側のボイコットを受け
東側諸国はボイコットしたんで
日本もそこそこメダル取れたように記憶してる
まだバレーボールなんかもそこそこ強かったしね
その他テレビは連日”疑惑の銃弾”三浦和義（氏）
今年、サイパンで捕まったね
なんかわしの北海道行きと因果あるんかな？
懐かしいな
札幌は貧乏人には面白くない街やけどな
そして旧友との楽しい夜は更けた
いっぱい笑って、美味しい料理をいただいて
楽しい時は一瞬で過ぎる
日が変わる頃、僕の宿泊するホテルの前で旧友の夫婦と別れた
旦那さんが「あっちがススキノ」って指差しで教えてくれたけど
わしゃー午前4時半に起きてやってきたんだ
もう限界！！
部屋に戻り
スーツを脱ぎ捨て（ちゃんとハンガーには吊るした）下着姿になれば、
そのままエアコンの効いた部屋でベットに転がりこむ
そして今日が終わるのだ
コメント