2007年12月3日
朝から冷たい雨
とてもとても冷たい雨・・・

出遅れた
今日から新たなスタートのはずが
出遅れた
それでも遅刻はしない時間

滅入るような雨を車窓に眺めながら
電車は会社へと近づく

着信

『○○会社の○○社長が亡くなられた・・・』
ガクッときた

末期がんを宣告されてもなお
生に対する執着は人一倍で
必ず奇跡を起すと
宣言され前向きに癌と戦われていたのに
実にあっけなくいってしまった

ほんまに人は儚い

社長!!!それはないで!!!って気分

またも
雨は体ばかりか心までも濡らす
冷たくとても冷たく
静かに降り続く

お悔やみに行ってきた
中一のあどけない息子さんが
父の亡骸に寄り添い語りかけ続けていた

言葉が出ない

この雨をどうにかしてくれ

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