人は儚い

珍しく
朝からケータイに着信
登録してない番号
1本目は職場の女性
「遅れそうだから鍵あけといてください」とのこと
2本目
1本目がそうだったから油断してた
電話の向こうにはどこかで聞いたことのある女性の声
でも泣き声だ
「昨日じゅんちゃんが亡くなった・・・・」って
えええええええええ

ありえない
今月1日には退院祝いに
一緒に飯食ったやないか！！
なんでなんでなんでなんでや
たちまち目頭が熱くなるも

社会人の使命
なんとか仕事に没頭することにより
頭の片隅に押しやる

なにせ今日、最終日なのに
申告書に印鑑もらいに2件もまわったからな

しかししかし
仕事が終われば
こみ上げてくる思い

いつも人のことばっか気にかけて
いつも笑顔でいてくれた

悔しい
めちゃめちゃ悔しいわ
身内でも彼女でもないけど
仲間なんよね
ずっと仲間なんよ
そんなおおげさに考えたことはないけど
いわば同じ時代に生まれ
同じ時期に同じ職場で働き
趣味や夢を語り合い
酒をくらい歌をうたい
一緒にはじけ
一緒にこの腐った社会を『生きる』ってことで戦ってきたんよね

あんないいコに二度と会えないのか・・・
辛いな
辛いわ
俺より若いのに逝くなよ

でも、闘病生活しんどかったやろうなあ
疲れたやろうな
もう無理せんでもいいんやで
人のことばっか気にせんでいいんやで
ゆっくり眠ってや

最後のメール大事にします

11/2　7：41
昨日は本当にありがとうございました。
サプライズもあってすごく嬉しかったです。
またご飯いきましょね。
そろそろ病院行きます。
お仕事がんばってください

最後の最後まで人のことを気にかけてくれた
感謝してます
同じ時代に生きて
貴女に出会えてよかったです
明日貴女に会いに行きます
たくさんの仲間と一緒にね

そしてまたご飯行こうな