山口母子殺人事件

昨日久々に報道ステーションを見てたら
山口県光市で起きた母子殺人事件の被害者の旦那さんが出てて
最高裁が事件を差し戻し請求されたことに対して
司会者の古館氏とやりとりしていた

この被害者の旦那さんの職業は一体なんだろう？と
この人を見るたび思ってしまうほど
理路整然と話されるそのトーク

しゃべることを職業とする人間からすれば
尊敬の念さえ覚える

そんなことはさておき
事件当時18歳だった被告がもう25歳
被害者の旦那さんが23歳から30歳にと
7年の月日は被害者の親族にも加害者にも公平に流れた

7年の月日を経てなにが解決したというのか？
人を殺せば自分の命を持って償うのは当然
命を持って償ったとしても
殺された人は戻ってこない
被告が死んだくらいで
殺された人の親族は癒されるわけではない
金やモノを盗まれただけなら
また稼いだらいい、とも言えるが
殺された大切なものは戻ってくることはないのだ

こんなこと当たり前で
幼稚園児でも知ってることだ

なのに公の裁判所は「加害者の更正の可能性がある」などとふざけたことをぬかし
「無期懲役」なんて有名無実な罪を下したことが問題だ

日本の無期懲役は文字通り無期ではない
10年もすれば社会に戻ってこれる
今回に被告が服役したとして30半ばにはもうこの社会に戻ってこれるのだ

30半ばなら人生まだまだやりなおしもきく
殺された人の人生は殺された瞬間に終わってしまうのに
そんなアホな刑を与える必要はない
人を殺せば死刑だ！！
生ぬるい判決が出るから殺人者は後を絶たない

報道ステーションの中で
加害者の父がインタビューに答えていた
「更正のチャンスを与えるのが少年法なんですよ」
みたいなことを力説していた

「はあ？」って思った
ボケか
こんな親父が育てるからこんな曲がったヤツができる
自分らの都合のいいことばっか吸収して
都合の悪いことには蓋をする

少年法だというなら管理責任で親父さんあんたが死刑台に上がってくれ

家庭で人を殺せばどうなるか
ちゃんと教えないからこんなことになるんだ！！

この親父自身が重罪だ

23歳で殺された奥さん、11ヶ月で殺された赤ちゃんは
今も23歳と11ヶ月のままだ
お父さんだけ一人だけが年をとっていく

被害者にとっては悲しすぎる現実
普通に生きていれば誰にでも公平に流れるはずの時間を
自分の欲望の赴くままに奪ったヤツに更正するチャンスを与える必要はない

7年の月日が流れなかった
いやこれからもこの世で月日が流れることのない
被害者のことをもっと考えてほしい