内藤大助選手へ

2005年8月19日
盆休み明けたかが3日間の業務が終わって
明日明後日は完全休養します
まあ仕事がちょっと大変だったら
愚痴っぽい日記になって
情けない中年オヤジになってきたと思う
ギラギラした夏の日差しのような目をいつか忘れてしまった
口に出す出さないは別にして
誰もが亀田興毅選手のような時期を通り過ぎてきたはず
まあ僕より年上の方でいまだに負けることなど考えられない人もいるでしょうが
誰もがある時に挫折し苦悶し受け入れ子どもに夢を託したり
何かに切り替えていく
負けることなどありえなかった
あの夏の日
汗とともに消えていった、熱い熱い情熱
生きてりゃ色々あって
生活していくには夢よりやっぱり金
生きてく意味はなんですか?と問われたら
なんなんでしょうね?と答えてしまいそうな蒸し暑い今日この頃
今夜は夢と野望に満ち溢れてた専門学校当時の同級生と飲んできた
20年の月日が流れすっかり牙は抜け落ちていいおっさんになったけど
酒を酌み交わせばあの頃のギラギラしてた目を思い出す
もう戻れない20年の歳月

内藤大助選手がWBC世界王者ポンサクレック選手に
10月10日後楽園ホールで再度挑むことが決定した
02年4月敵地タイで全勝の勢いにまかせて挑んだ初戦は無残な34秒KO負け
短すぎるKOタイムゆえにマスコミも騒ぎ立てて報道しボクシングを知らないものまでもが馬鹿にしたようにあざけ笑った
(なら君は食うや食わずの減量を乗り越えて気温40度のリングで王者ポンサクレックと殴りあってみるかい?)
タブーとわかっていても口に出したくなる言葉
結果が全ての世界
勝つか負けるか引き分けるか、3ツの結果しか存在しない
負けた場合、判定負けもKO負けも負けは負け
2−1の判定で負けるのKO負けも結果は同じ
ならば34秒で倒されるのも言葉悪いけど逃げ回って判定まで粘ってワンサイドの判定で負けるのも一緒のはず
34秒に至るまでに刻まれた内藤選手の努力、思いまでも侮辱するな
ボクシングというスポーツ34秒で決着がつくときもある
だから内藤選手にはがんばってもらいたい
いじめられっこがいじめっこを見返すためにはじめたボクシング
その集大成を10月10日後楽園ホールで

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